小泉進次郎さんが再び注目を集めています。今回は農林水産大臣への就任が話題になりましたが、ネット上では「学歴ってどうだったっけ?」「関東学院からコロンビア大学ってどういうルート?」といった声が多く見られます。
この記事では、小泉進次郎さんの出身高校・大学・大学院の経歴や、高校の偏差値、なぜアメリカの名門・コロンビア大学大学院に進学できたのかをわかりやすく解説します。
政治家としての評価だけでなく、学歴やその背景にも注目が集まる小泉進次郎さん。気になるギモンを徹底調査しました!
小泉進次郎の最終学歴は?プロフィールで学歴を確認
まずは小泉進次郎さんの学歴を確認してみましょう。政治家としての顔が目立ちますが、その学歴には意外な経歴が隠されています。

- 氏名:小泉進次郎(こいずみ しんじろう)
- 生年月日:1981年4月14日
- 出身地:神奈川県横須賀市
- 高校:関東学院六浦高等学校
- 大学:関東学院大学 経済学部
- 大学院:コロンビア大学大学院(School of International and Public Affairs=SIPA)修士課程修了
関東学院大学を卒業した後、アメリカの名門・コロンビア大学大学院に進学して国際公共政策を学びました。この「国内では中堅私大 → 海外の超一流大学院」という進路は、世間でも大きな関心を集めています。
高校はどこ?偏差値はどれくらい?
小泉進次郎さんが通っていた高校は、神奈川県にある私立の関東学院六浦高等学校です。

この高校はキリスト教の精神に基づいた教育を行っており、系列の関東学院大学への内部進学も多いことで知られています。
実は小泉進次郎さんは小学校から高校まで、すべて学院の系列校に“エスカレーター式”で進学しています。
高校受験時には父・小泉純一郎氏の母校である神奈川県立横須賀高等学校(偏差値66)を受験しましたが、不合格となり、そのまま系列校で学び続けました。
小学校〜高校までの学歴
- 関東学院六浦小学校
- 関東学院六浦中学校
- 関東学院六浦高等学校
関東学院六浦高校の偏差値は、現在の進学コースでおおよそ50前後とされており、いわゆる「中堅私立校」という位置づけです。
当時から大学附属としての安定感はありましたが、難関大学への進学実績が多い学校というわけではありません。そのため、後に小泉進次郎さんが名門・コロンビア大学大学院へ進学したという事実に、多くの人が驚いたようです。

兄の小泉孝太郎さんも同じ高校出身なんだって!
関東学院大学はどんな大学?“Fラン”と呼ばれる理由とは?
小泉進次郎さんが卒業した関東学院大学は、神奈川県横浜市にある私立大学で、1884年に創設された歴史ある学校です。キリスト教の精神に基づいた教育を行い、文学部・経済学部・法学部などを有する総合大学です。
小泉進次郎さんはこの大学の経済学部に在籍していました。
ただし、ネット上では「関東学院=Fラン大学」というイメージが一部に根強くあります。「Fラン」とは偏差値が非常に低く、受験でほぼ不合格にならない大学を指す俗称で、やや侮蔑的なニュアンスも含まれます。
とはいえ、Fランという表現はあくまで一部のネットユーザーによるラベリングであり、関東学院大学自体は真面目な学生や教育熱心な教授も多く、地元では一定の評価もあります。
また、小泉進次郎さんが大学2年生の時、父親・小泉純一郎さんの総裁選がありました。この時から小泉進次郎さんの頭の中には「将来父親の後を継ぎたい」という思いが芽生えたそうです。
なぜ関東学院大学からコロンビア大学大学院へ?進学の理由と背景
小泉進次郎さんが進学したコロンビア大学大学院(School of International and Public Affairs:SIPA)は、アメリカの名門アイビーリーグに属する大学の公共政策大学院です。


国際関係・環境・経済・政治など、世界中のエリートが集まり政策を学ぶ場として知られており、入学には高い英語力と学力、そして明確な志望動機が求められます。
小泉進次郎さんは、政治の世界に入る前に国際的な視野を広げる目的で進学したとされています。
しかし、実際の進学にはやや特殊なプロセスがあったと報じられています。
関東学院大学時代の成績や英語力(TOEFLスコア)は、コロンビア大学の基準には届いていなかったという証言もあります。そのため、大学付属の語学講座で一定のスコアを取得することを条件とした、“条件付き合格”の形で入学したとされています。
また、進学には推薦状や人脈の後押しも影響していたようです。関東学院の教授からの推薦に加え、当時アメリカで要職に就いていた専門家(マイケル・グリーン氏など)からの支援があった可能性が指摘されています。
このような経緯から、「コネで入学したのでは?」という声もありますが、コロンビア大学SIPAは社会人経験や多様な背景を持つ学生を歓迎するため、形式的な学力よりも将来性や熱意、目的意識が重視される傾向があります。
コネの存在を否定することはできませんが、政治家を志し、自ら海外へ飛び出した行動力や学ぶ意志もまた、評価されたのかもしれません。
英語力は?本当にコロンビア大学の授業についていけたのか?
コロンビア大学大学院(SIPA)では、高い英語力が求められます。入学には通常、TOEFLやIELTSといった語学試験のスコアが必要で、英語でのディスカッションやレポートも日常的に行われます。
しかし、小泉進次郎さんの場合、当初のTOEFLスコアは規定に達していなかったと複数の報道で伝えられています。そのため、コロンビア大学内の語学プログラム(ELP)に通い、所定の条件を満たしてから正式に修士課程に進んだとされています。
この「条件付き合格」という形式は、通常の留学生にはあまり認められない特例であり、本人の将来性や推薦状の強さが大きく影響していたと考えられます。



小泉進次郎さんだからできた留学なんだろうな
また、同大学の同級生を名乗る人物によるSNS投稿では、「課題をやらなくてもクラスが上がっていた」「英語はうまくなかった」といった証言も見られ、英語力そのものについては賛否両論があります。



前にも「セクシー」の使い方で物議を醸したことがあったよね
一方で、進次郎さんは政治家として英語でスピーチを行う機会もあり、その様子がニュースで取り上げられたこともあります。発音や言い回しに対して「ネイティブとは違う」という評価はあったものの、堂々と話す姿勢に肯定的な声もあります。
結果として、小泉進次郎さんは英語が完璧であったとは言い難いかもしれませんが、国際社会で学ぼうとした姿勢と、環境の中で成長しようとする努力は一定の評価を受けているようです。
珍発言とのギャップ?学歴と発言から見る“進次郎ワールド”
小泉進次郎さんといえば、過去に数々の“珍発言”が取り上げられてきました。中でも有名なのが以下のようなものです。
- 「自分の中で、自分が一番信じられる政治家でありたい」
- 「将来のことを考えて今を考えたい」
- レジ袋有料化に関する発言「問題なのは、プラスチックごみが海に流れ出ること」
これらの発言は、メディアやSNSで「中身がない」「言ってることがよく分からない」として“進次郎構文”と揶揄され、話題になりました。
こうした発言と、名門・コロンビア大学大学院という“高学歴”のイメージとのギャップに違和感を覚える人も少なくありません。
一方で、「分かりやすい言葉を使おうとしているだけ」「記者に突然質問されて咄嗟に答えた内容が切り取られているだけ」といった擁護の声もあります。
また、進次郎さん自身が“空気を読む力”や“現場での調整力”に長けているという評価もあり、発言の一部がネットで独り歩きしてしまっている可能性も否定できません。
コロンビア大学で学んだ内容と日本の政治現場での言葉選びにはギャップがあるかもしれませんが、それが逆に「進次郎らしさ」として注目されているのも事実です。
まとめ|学歴と評価、そして大臣としての今後に注目
小泉進次郎さんの学歴については、「関東学院大学からコロンビア大学大学院」という異色の経歴が注目されてきました。
入学のプロセスや英語力については賛否あるものの、本人の行動力や努力、政治家としての志があってこそ実現した進学であったことは間違いありません。
一方で、「珍発言」や「進次郎構文」に象徴される独特なコミュニケーションスタイルも話題を呼び、学歴と発言内容のギャップに疑問を持つ声もあります。
それでも、多くの人々の注目を集めるという点で、小泉進次郎さんは「発信力のある政治家」であるとも言えるでしょう。
今回、農林水産大臣として再び政権中枢に戻ってきた進次郎さん。これまでの経験と国際的な視野をどう政策に活かすのか、その手腕が問われる局面です。
今後の活躍と、政治家としての“本領発揮”に注目が集まりそうです。
最後までご覧くださりありがとうございました。